学生インターン・広報担当の熊沢です。

前回に引き続き、
Social Design in Politics!~あなたと政治家が一緒に考えるマンスリーゼミ~』を開催しました。
若者と政治家がともに参加者として参加し、政治参画や若者の現状について学び、議論するという趣旨のイベントです。
毎月一度開催されるこちらのイベント、
1,2,3月の共通テーマは、『「若者」と「政治家」の最適なコミュニケーションを学びつくり出そう』です。

ゲスト講師は電通若者研究部の奈木さん

そして第2回目となる今回は、電通若者研究部(通称ワカモン)の研究員である、奈木れいさんにお越しいただき、「電通若者研究部が考える多様化する若者と社会を作るコニュニケーション」についてお話いただきました。
奈木さんは若者と同じ目線に立って社会と未来を考えることを軸に、商品開発やブランディング、新規事業開発、大学での授業開発など、活動は多岐にわたります。
会場は、前回同様TOKYO CITY F.C. “YOYOGI PLAYGROUND”をお借りしました。ご協力ありがとうございます。

「パーセントファイト」で頭のウォーミングアップ!

冒頭はまず「パーセントファイト」というゲームを行い、頭のウォーミングアップをしました。選挙に関するクイズを割合とともに出題し、グループの回答と正解とのギャップの差を競うゲームです。各チーム接戦でとても盛り上がりました。

いよいよ!奈木さんによる講義「I→WEへ」

そして本編!奈木さんによる講義です。
私も含め、参加者のうち1/3ほどが若者世代(10代~20代前半)ということで、自分たちのことがどのように語られるのかとても興味がありました。

その中でも印象的だったのが、今の若者は競争よりも協調を求め、連携を大事にするということです。
30代以上は競争社会の中で過ごしてきたため個の強さを求める一方で、30代以下は横並び、仲間で行動するそうです。

そして「I→WEへ」、これが私が一番理解できた若者の特徴です。
現代の若者は特にSNSの発達などもあり、他者と自分を比較する機会がとても増えたこともあり、自分が周りにどう見られているのかを気にします。
例えば質問されても意見を明文化せず、「みんな〜だと思います」など他者を代弁するような言い方をし、自分がどうなのかを言わない傾向にあるそうです。
その理由は、若者が持つ「正解志向」にあるといいます。物事において間違えないということを優先するため、周囲が正解と思うかどうかを常に考えているのです。
松岡修三さんやマツコ・デラックスさんが若者に人気の理由は、「自分」を持っているからだと奈木さんはおっしゃいます。「個」に憧れを抱いているけれど、「私たち」を考えている若者が多いそうです。
これが現在の政治の状況とどう結びついているのでしょうか?イベントは後半へ進みます。

イベント後半はグループトークで意見を共有

奈木さんの講義の後、参加者の皆様にグループトークを通して疑問点や気付いた点を共有していただき、それをもとに奈木さん、代表原田でクロストークを行いました。

情報環境の変化からみた「若者と政治のつながり」

話の中心は主に「若者と政治のつながり」と「情報環境の変化」でした。
現代の若者はSNSの発展に伴いかつてより圧倒的に情報量が多いため、政治側から情報を受け取らせることが難しくなりました。様々な方向からやってくる情報すべてと向き合っていたら大変です。その為、自分に関係ないもの、興味のない情報は簡単に受け流されてしまいます。このように情報を届けたいと思った場合、コミュニケーションは双方向から多方向になっていることを理解しないといけません。

また奈木さんは若者は「イケてるか」「かわいいか」などの指標で物事を考える傾向にあると指摘しています(もちろん全員ではありません)。
そして政治は若者にとって「イケてる」ものにはなっていない現状があります。そんな状況の中、SNSで政治系の内容をあげると、周囲からネガティブ扱いになってしまうのです。つまり周囲の正解から外れたことになります。
ただ政治家や政治関係者をフォローしているだけでも「意識高い系」として扱われ、または自分がそのような思想を持っているとみなされる可能性があります。若者にとって、安易に手を出せない存在が政治なのです。
こうした状況から「政治=イケてる」という考えにしていくことで、政治との距離感が近くなり対話や議論のきっかけにもなります。

といった形で、皆さん得たこと、考えることが多く時間が足りずもっと議論したい様子でした。
私は政治に対してよい距離感で接していると自分で思っていましたが、同世代がSNS上で政治を話題に出しているのをみて、どこか「意識高い系だな」と思っていたことに気づきました。この点まだ私自身「政治=政治家のもの」と思っている部分があるのかもしれません。
政治は自分の専門分野でないから、とかではなく、まず「自分たちの」政治なのだということを理解して、少しずつでも政治が身近になっていけばいいですよね。

【次回予告】
第3回では代表原田と「若者と政治をつなぐ」活動を通して作ってきた「若者」と「政治家」の新しい関係性について考えていきます。奮ってご応募ください。

日時:3/16 (金) 19:30 – 21:30
場所:TOKYO CITY F.C. “YOYOGI PLAYGROUND”
渋谷区代々木1丁目36-6 代々木駅前ビル9F

▽詳しくはこちら
https://180316.peatix.com/