今回記事を書かせていただきます、インターンの吉川です。よろしくお願いします。

6月14日に実施した、月例イベント「Social design in Politics」第5回のテーマは「ドイツの若者政策」です。
YouthCreate代表原田が2回に渡るドイツ視察で見た、ドイツの若者向け政策や取り組みについて話してくれました。
日本では政治的中立の問題で政治教育は難しい状況ですが、ドイツはどのようにしてそれを乗り越えているのでしょうか?
僕はこの部分にとても興味があり、今回参加してきました。
他にも驚かれるところがたくさんありましたので、これからそういったことを書かせていただきます。

クイズでアイスブレイク

まずは頭の体操がてら、クイズでアイスブレイクを行いました。
クイズの内容はもちろんドイツに関することです。
ドイツ人は年間どれくらいビールを飲むか?などの変なクイズもありました。

ちなみに、今回のこのアイスブレイクの進行は、僕が担当させていただきました。
あまり人前に出たことがないのでとても緊張しましたが、楽しんでもらえたようなので安心しました。

頭の体操を終え、いよいよ今回のメインの一つである、代表原田による「若者の声が政治に届く国ドイツ」の話に進んでいきます。

ドイツではどのように政治教育を行っているのか?

ドイツでは若者の政治参画につなげるために、教育や仕組みが充実しています。
日本ではなかなか政治的中立の問題で、政治教育を行うのはなかなか難しいです。
しかし、ドイツでは学校で政治教育が普通に行われているのです。
それにはある制度が関係しているということでした。

その制度の名前は、「ボイテルスバッハ・コンセンサス」というものです。
名前が難しいので、僕や参加者はみんな“バッハなんちゃら”という風に言っていました。
こんな難しそうな名前ですが、原田の視察に行った学校では生徒自身も、この制度を知っていたということで驚かされました。

この制度は、政治教育の理念と指針であり、3つの決まりがあります。
今回は細かい部分までは書きませんが、その一つに、教員が生徒圧倒してはいけないとあります。

これは、「教師が自分の政治的意見を言っていい」
言っていいけれども、その意見で「生徒を圧倒することなく、一個人の意見として伝えなければならない」決まりです。

これを生徒が知っていて、先生がこれを破ったら、生徒はそれを他の先生などに言って、改善を求める権利があるということをきちんと自覚しているそうです。
このように、きちんと理念や指針を整えることが、学校での政治教育をすることを可能にしているのだなと感じました。

逆にそれを踏まえて日本を見てみると、日本で政治教育がしづらいのには、
理念や指針があやふやで、「何をやっていいのか・いけないのか」がしっかり定まっていないという点が、問題としてあるのではないかと感じました。

これらの他にも、若者の意見を政治に届ける仕組みがいろんな面でなされていることがよくわかりました。

実際に視察に行った、中村さん・室橋さんによるお話

原田による講演が終わり、
次に、同じく視察に行った中村さんと室橋さんに、印象に残っていることについてお話をしていただきました。

それを聞いて驚かされたのが、グループワークが当たり前で、先生がずっと話すような授業はほとんどないということです。グループワークやディスカッションが日本よりも多いイメージは持っていたのですが、ここまでグループワークが多いとは思っていなかったので、ちょっとビックリしました。

そして、それだけでなく、話し合っている内容にも驚きました。そこでは、大統領制と議院内閣制の良いところ・悪いところの話をしていたそうです。こういった話を日本のどれだけの人ができるのだろう?と思い、政治について学校できちんと学ぶというのはやはり必要なのではないかと改めて感じました。

また、視察に行ったとき、学校に議員立候補者が来て演説をするのを見る機会があったそうです。その中で子供たちがいろんなことを質問していたと言います。まず、質問をたくさんしているという生徒たちの姿勢に驚かされました。
自分は質問なんて絶対にしないタイプですし、日本では積極的に質問するというのはなかなか無い光景のような気がします。だからこそ、ドイツの子供たちがそういう姿勢を持っているというのがとてもすごいことなんじゃないかと感じました。

みんなで感想交流♪

今回の参加者さんには、ドイツに行ったことがあるという方が何人かいらっしゃいました。
だから、講演の内容以外にもさらにいろんな視点でドイツを知ることができました。
こういう話を聞くと、ドイツにもいい面だけでなく、悪い面もあって、そういうところも見ていく必要もあるなと、気づかされました。

他にも、今までのいろんな歴史を見える形でそのまま残していたり、体感できるものをつくったりと、歴史を顧みることを忘れないようになされている部分があることも知れました。

ちょっとだけ感想です。
今回は、ドイツのリアルを知ることができるとてもいい機会になりました。こういった、実際に行ってみた話などは、あまり聞く機会がないので、貴重な経験になったと思います。
僕が「Social design in Politics」に参加させていただくのはこれで2回目なのですが、数あるYouthCreate企画の中でも、一番気づきが多く、新しいことに触れられるので、一番面白い企画だなと感じています。ぜひとも少しでも多くの方に来ていただけたらなと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました!