党員・サポーターになるメリットは?各党の入党条件・活動内容を調査

党員・サポーターになるメリットは?各党の入党条件・特典を比較してみた

自民党の総裁選や、立憲民主党の代表選挙のニュースを見ていると「党員票をどれだけ集められるかがカギ」みたいなという言葉を耳にします。

そもそも党員って、どんな存在でどんな活動をしているのでしょうか?各党の党員になるための条件や、入るメリットについて調べてみました。

本記事では、2018年10月時点の国会の議席数上位5位までの政党について調査します。

多くの政党で変わりつつある、党員の位置づけ

歴史の勉強をすると、「党員」というのは危なくて過激な人々というイメージを持っている人もいるかもしれません。ドイツを第2次世界大戦に向わせたナチスの党員、人民を監視するソ連や中国の共産党員などなど。

日本での党員はそれほど過激ではないかもしれませんが、党員になると新聞配りや勧誘などのノルマを課されるというイメージを持っている人も多いかもしれません。

最近の多くの政党は、「国民にとって身近な存在」になろうとする戦略をとっているところが多く、従来のような党員を集めるのは難しくなりつつあります。

そこで、党員の名称を「サポーター」と変えたり、党員やサポーターにノルマや義務を課さない政党も増えていることが分かりました。

それでは、各政党の党員・サポーターになるための条件や活動内容を見ていきましょう。

自民党の党員について

自民党に入党するための資格は以下の通りです。

1.自民党の綱領や政策に賛同していること

2.日本国籍を保有し、満18歳以上であること

3.他の政党に所属していないこと

そして、党員になるための費用は年間4,000円です。2年間党員を継続していると、総裁選挙への投票権が得られることになります。

また自民党には、「J-NSC(自民党ネットサポーターズクラブ)」があります。ネットサポーターズクラブの会費は無料で、登録するとメールマガジンが配信されます。

自民党HP

立憲民主党のパートナーについて

立憲民主党の党員に当たる存在は「立憲パートナーズ」と呼ばれるそうです。

入会の条件は、満18歳以上であること。1年間の登録料は500円です。

立憲民主党の党員的存在が「パートナ」ーと呼ばれる所以はこちら。

これまでの日本の政党は、どこか政治家と国民との間に壁を作ってきました。「立憲パートナーズ」は、「党員」や「サポーター」といった政党の応援団ではありません。政治家と国民は、民主主義を前に進める対等なパートナーであるべき。

「民主主義は市民の主体的な参加によって成り立つ」という理念を実現していくためのチャレンジこそ、立憲民主党の使命です。

「立憲パートナーズ」とは、このチャレンジを担う国民と政治家によるプロジェクトです。

立憲パートナーズになると。「立憲フェス」というイベントに参加したり、地域ごとの勉強会に参加したりすることができます。

立憲民主党HP

国民民主党の党員・サポーターについて

国民民主党の入党の条件は、「国民民主党の理念や政策に賛同する、18歳以上の日本国民」。

1年間の費用は4,000円で、党員には月に一度、党の機関紙が郵送され、党の運営や活動に関わる機会が与えられます。「党員に勧誘の義務やノルマなどは課されない」とのこと。

国民民主党は民進党と希望の党が合流してできた政党ですが、合流する際に以前からの党員が数多く退会してしまった模様です。

国民民主党のHP

公明党の党員について

公明党の党員になるための条件は、少しユニーク。

公明党の理念と政策に賛同する18歳以上の人なら、国籍を問わず公明党の党員になることができます。日本国籍を持っていないと入党できない党も多いので、国籍に関係なく党員になれる公明党はレアだといえます。ただし、入党には、党員2名以上の紹介が必要。この部分でも他の党と異なっています。

大半の党はホームページからに党員の申し込みができましたが、公明党のHPには、党員についての詳しい情報や申し込みのページが見つかりませんでした。

公明党のHP

日本共産党の党員について

日本共産党の党員は、他の政党よりも党活動に対するコミットが求められるようです。共産党の党員の情報ページには、党員に求められる4つの原則が述べられていました。

1.共産党支部の会議に参加すること

2.党費は、党員の収入の1%

3.しんぶん赤旗(3,497円)を自費で購入し、熟読すること

4.熱心に学習と活動に努めること

共産党ホームページの入党の情報は、5つの政党の中で一番文字量が多く熱心に党員を増やそうとしていることが伝わってきました。

日本共産党のHP

各政党の党員に共通すること

国会議員数上位5つの政党の党員・サポーターについての情報を見てきました。

調べている中で、政党によって党員募集ページの情報量に差があるように感じました。最近は政党の合流や分裂が珍しくない中で、党員のシステムの整備が追いついていなかったり、党員集めをそれほど重視していないなど、党によって様々な事情があるのかもしれません。

4,000円の入会費で18歳から入会可能で、入党すると新聞や会報が届き、党の代表選挙の投票権が得られるというのが、多くの党に共通する党員の活動内容だといえます。「新聞配りと勧誘のノルマ」という党員についての従来のイメージがありましたが、最近の党員・サポーターには「党のファンクラブ会員」という表現が当てはまるように思います。

政治に関わる様々な方法

どの政党でも、党員になるには「その政党の政策・主義に賛同していること」という必須条件があります。けれども、ある党の考え方すべてに賛同できるという人はほぼいないと思います。

党員以外にも、ある1つの政策を訴えるNPO団体に所属するのも政治に関わる1つの手段です。脱原発、女性の自立、若者の支援などなど。

自分の思っていることを主張しなければ、自分の望むような政策を実現してもらうことはできません。選挙に行く、同じ考えの仲間で集まって社会に働きかけるなどの「行動」を起さなければ政治は変わらないのです。

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